「花かんざし」第32号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
本日はご多忙中にもかかわりませずご来場いただきましてまことに有難うございます。このたびは私をいつも遠くから見守っていてくださいます皆様方のお力があったればこそ今日の舞台を踏むことができたのだと、心から感謝申し上げております。
光陰矢の如しと申しますが、ふと気がついたらいつの間にか七十年も経ってしまっていたというのが本心です。
子供のころから勿論、戦前、戦後をとおして踊ることしかありませんでした。詳しく書いていくと一冊の本になってしまうでしょうから省きますが、私にとって人生とは、正直言って「踊りばか人生」だったといえるでしょう。(本誌に続く..)
川田禮子の世界
– 舞い舞い手70′ –
とき:平成19年11月6日(火)
ところ:前進座劇場
寄稿
- 川田禮子と恩納ナビと伊野波節と – 三隅治雄(芸能学会会長)
- 恩納岳あがた – 海勢頭豊(作曲家)
- 舞い舞いて70′ 川田禮子家元の離陸と無限の軌道- 西角井正大(日本大学大学院芸術学研究科 講師)
発行日:平成19年11月6日
発行元:琉球文化守礼会