「花かんざし」第28号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
本日はご多忙中にもかかわりませず、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。今年もまた、元気に舞台で踊らせていただけますことを心から感謝いたしております。
さて、今回の公演、第一部は「花風三態」と題して「花風」の”想い”をそれぞれに踊り分けてみたいという気持ちから、難しいテーマに取り組んでみました。
「むかし花風」は今から三十数年前、沖縄に帰った折りに、戦前”辻の遊郭”で踊り子をしていたという八十数歳の老女から教え受けた踊りです。(本誌に続く..)
琉球舞踊 川田禮子の世界
とき:1996年10月5日(土)
ところ:国立劇場小劇場
寄稿
- 禮子先生讃 – 織田紘二(国立劇場芸能部制作室長)
発行日:平成8年10月5日
発行元:琉球文化守礼会