「花かんざし」第21号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
本日はお忙しいなかをご来場いただきましてまことに有難うございます。皆様には日頃から一方ならぬご指導とご支援を賜り心から感謝申し上げております。今年は沖縄の復帰十周年という節目の年でもあり、沖縄芸能の公演が例年になく沢山催されました。
昭和三十四年に私共が初めて芸術祭参加公演をいたしました頃とくらべ隔世の感がございます。沖縄と往き来も自由にできなかった当時は、舞踊を通して沖縄のそのものを理解していただくことから始めなければなりませんでした。(本誌に続く..)
リサイタル 川田禮子の世界
日時:昭和57年10月31日(日)
場所:国立劇場小劇場
寄稿
- 「三夜」作者のことば – 犬塚堯
- 川田禮子のリサイタルによせて – 井坂行男
- 随想 – 杵屋正邦
発行日:昭和57年10月30日
発行元:琉球文化守礼会