「花かんざし」第20号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
菊薫る秋の一日、皆様にはご多忙のところご来場いただきましてまことにありがとうございます。今回のリサイタルをおこなうにつきましては、皆様から一かたらぬご支援を賜り心から感謝申し上げます。
ふりかえってみますと、初めて「冠船流琉球舞踊公演」として芸術祭に参加しましたのは、昭和三十四年のことでございました。沖縄はその頃まだ異国としてみられ、琉球舞踊も一部の人達を除いてはまだ異国情緒や、一地方の民俗芸能としての物珍しさでしか認められていませんでした。(本誌に続く..)
リサイタル 川田禮子の世界
日時:昭和55年11月5日(水)
場所:国立劇場小劇場
寄稿
- 「川田禮子の世界」に – 犬塚堯
- 川田禮子(その人と芸と) – 川田禮子
- 川田禮子の宇宙て – 西角井公大
- 川田禮子讃 – 三隅治雄、伴淳三郎
発行日:昭和55年11月5日
発行元:琉球文化守礼会