「花かんざし」第9号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
第五回古典舞踊研究会 – 川田禮子
舞踊団も定期公演をはじめて三年目。”古典舞踊研究会”をはじめ、”みやらび踊り”等、年四回の自主公演をもつことができましたのも皆様方の御支援の賜と心から感謝申し上げております。
さて、古典舞踊研究会では毎回組踊をとりあげておりますが、特に組踊の始祖といわれる玉城朝薫作の「組踊五番」のうち三番はすでに上演してまいりました。今回の「孝行の巻」は現在台本が残っているのみで、少なくとも昭和になってからは上演されていません。その理由の一つに音楽の問題があるといわれています。(本誌に続く..)
冠船流川田琉球舞踊団
第五回古典舞踊研究会
とき:昭和43年4月27日(土)
ところ:梅若能楽学院会館
寄稿
- 組踊「孝行の巻」を上演するにあたり – 川田松夫
発行日:昭和43年4月27日
発行元:琉球文化守礼会