「花かんざし」第33号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
本日はご多忙にもかかわりませずご来場いただきましてありがとうございます。心からお礼申し上げます。光陰矢のごとしと申しますが、私どもが「いつでも、どこでも、誰にでも楽しめる琉球舞踊!」をキャッチフレーズに春と秋の「みやらび踊り」の公演会を始めましたのは昭和四十二年のことですから、四十五年も前のことになります。
“古典芸能の正しい伝承と創造”を理念とする冠船流は、古典の継承だけではなく現代に生きるものとして、現代に生きずく作品を創っていくことも大切な使命だと思っています。
現在では当たり前のようになっている創作舞踊作品なども発表した当時には、沖縄の舞踊では見たこともないなど、いろいろご批評いただいたこともありました。(本誌に続く..)
沖縄復帰40周年記念
琉球舞踊冠船流 秋のみやらび踊り
とき:平成24年11月19日(月)
ところ:渋谷文化総合センター大和田さくらホール
寄稿
- 川田禮子の地平と功績 – 堀上謙(元能楽ジャーナル編集長、早稲田大学講師)
発行日:平成24年11月19日
発行元:琉球文化守礼会