「花かんざし」第29号
舞踊団・機関誌のごあんない
– 沖縄の純粋な心と姿を伝承 –
ごあいさつ – 川田禮子
本日はご多忙中にかかわりませずご来場いただきまして誠にありがとうございます。日頃からご支援いただいておりま皆様に心から感謝申し上げます。
さて、沖縄伝統芸能の正しい伝承と創造を目指して、一九三七年(昭和十二年)父、故川田松夫を会長として琉球文化守礼会が創立されました。戦中、戦後を通じ、本土に於いて沖縄の芸能の普及に努めてまいりましたが、その守礼会の舞踊部を母体に一九五九年(昭和二十四年)に川田禮子琉球舞踊団として独立。初めでのプロの舞踊団を結成致しました。
当時、琉球舞踊としては初めての文部省の芸術祭に参加を認められ、日本の舞踊として、日本の「民俗芸能」として認められました。(本誌に続く..)
沖縄復帰3o周年記念
川田禮子 冠船流川田琉球舞踊団公演 みやらび踊り
とき:平成14年6月11日
ところ:アートスフィア
寄稿
- 川田舞踊団とのつながり – 有賀二郎(舞台装置家)
- 川田禮子さんの舞踊活動 – 堀上謙(能楽評論家)
発行日:平成14年6月11日
発行元:琉球文化守礼会